交流を深める
顔を合わせ、言葉を交わす。互いを知ることから、信頼と新しい縁が生まれます。
KANTON KAIKAN CLUB語り合い、学び合い、親交を深める。
廣東の文化を大切に、人と人の縁を育む。
01 / ABOUT US
一般社団法人廣東會館倶樂部(KANTON KAIKAN CLUB)は、横浜中華街を拠点に活動しています。廣東の伝統文化を受け継ぎ、会員同士の親睦と地域との交流を深めています。
世代を越えて集い、互いの経験や想いを分かち合う。日々の出会いを大切にしながら、豊かなつながりを育んでいきます。
顔を合わせ、言葉を交わす。互いを知ることから、信頼と新しい縁が生まれます。
廣東の文化や習慣に親しみ、その魅力を語り合いながら理解を深めます。
世代や立場を越えて、気軽に集える関係を大切にしていきます。
MESSAGE

廣東會館倶樂部は、先達の皆さまのご尽力により、2023年に創立70周年を迎えました。
当會の前身である「留日廣東會舘」は、廣東出身者の同郷會です。1854年、廣東出身の羅森がペリー提督の通訳の一人として横浜の地を訪れました。その後、開港とともに多くの廣東華僑が来浜し、新天地・横浜で未知の可能性を追求してきました。こうした歴史を背景に、横浜中華街の礎を築いてきた廣東出身者としての誇りを胸に、1953年に留日廣東會舘が設立されました。
2011年には、私たちの原点を忘れないようにとの願いを込め、先代が遺した金看板に記された「廣東會館倶樂部」へと改名しました。初代會長・龐柱琛氏は、創立当初から「個」ではなく「団結」が大切であると説いています。偏った考えにとらわれず、大局的な視点で物事に向き合い、互いに助け合い、団結することで、華僑の力は二倍にも三倍にも大きくなる。この教えは、今も私たちの活動の指針となっています。
現代は、世界中の情報がリアルタイムで行き交い、情勢が加速度的に変化する時代です。常に新しい風が吹く中で、私たちは、本当に大切なもの、守るべきものは何かを考え続けなければなりません。当會は、伝統文化に関わる事業や神事、さまざまなイベントを通じて、會員同士の交流を深めるとともに、共に支え合う地域社会を育むことを目指して活動しています。
先人たちへの感謝の気持ちを大切にし、私たちのルーツを忘れず、平和で豊かな未来へとつながるバトンを次の世代へ渡すこと。それが、私たちの役目だと考えています。
一般社団法人廣東會館倶樂部
代表理事・會長 林 孝明
MESSAGE

1953年、私の父である初代會長・龐柱琛を中心に、同郷の仲間とともにこの団体を立ち上げ、ボランティア活動を始めました。横浜市の仮装行列への参加、入管留置所への慰問、無縁仏の供養など、多くの活動を行ってきました。
しかし、中華街の政治的な分裂により、留日中華民國廣東會館の活動は止まり、長い間、休眠状態が続きました。その後、私たち二世の仲間で組織を立て直し、改めて会員に呼びかけて選挙を行い、私、龐國忠(林兼正)が會長に選ばれました。
以後20年間、ボランティア活動を続けました。また、旧會館の土地・建物の一部について、所有者である私の母、曾淑銘から寄付をいただきました。その土地・建物を売却し、現在の場所に新しい會館を建設しました。
廣東會館の精神は、私たちのルーツである故郷を思い、故郷の言葉や伝統文化を学び、同郷の仲間と助け合うことにあります。これからも、その思いを大切にする団体であり続けることを願っています。
私の故郷は廣東省です。しかし、生まれも育ちも日本であり、日本に帰化した私にとって、故郷とのつながりを感じられるのは、廣東會館の仲間たちです。
私にとって、横浜にあるこの廣東會館倶樂部が、わが故郷です。
一般社団法人廣東會館倶樂部
終身名誉会長 林 兼正
02 / ACTIVITIES
文化を受け継ぎ、地域とつながる。第二期事業計画に掲げる主な取り組みをご紹介します。
清明節、震災供養祭、大晦日の團拜を通じて、伝統を受け継ぎ、祈りと交流の場をつくります。
中国伝統文化の継承と新規團員の募集を進め、地域のイベントや祭りへの参加、交流・奉仕活動に取り組みます。
親睦旅行や新年会、会員交流イベントを企画し、世代を越えたつながりを育みます。
「太極拳・シニアライフ」への賛助と、アイリッシュダンス教室の開催への協力を行います。
年3回を予定する粤報の発行、ホームページの充実、SNSの活用を進め、次世代会員の入会・育成につなげます。
多目的スペース・会議室の運営と會館の維持管理を行い、活動と交流の拠点を支えます。
2023年 / 創立70周年
11月15日、成田山新勝寺や佐原を訪れる記念バスツアーを実施しました。参拝と歴史ある街並みの散策、さっぱ舟の乗船、食事や酒蔵見学を楽しみながら、世代を越えて親睦を深めました。
4月5日には中華義荘で清明節團拜を行い、その後の花見會で交流しました。9月1日の震災供養祭は、関東大震災から100年の節目に先人を偲ぶ機会となりました。
媽祖祭(3月21日)、関帝誕(8月10日)、きたもん祭(11月3日)に参加。きたもん祭では、10か月の練習を重ねた、物語のある演舞を披露しました。

2021年 / 第15期
2021年2月12日、第14期會員大會と第15期第1回理監事會を開催し、周 慶錦氏が會長に再任されました。第15期は「風雨同舟・精誠團結」をテーマに、力を合わせて困難を乗り越えることを目指しました。
感染症流行下では「會員ファースト」の方針を掲げ、マスクの配布や感染防止を優先しました。理監事會のリモート開催も行い、会員とその家族の安全を守りながら、交流と支援の継続に努めました。
当時の事業計画・活動記録です。感染症の影響により、團拜の参加を理監事に限るなど、行事の規模や開催方法を調整しました。

2019–2020年 / 文化と交流の記録
2019年の企画展「装いの横浜チャイナタウン」をきっかけに、横浜ユーラシア文化館の伊藤泉美副館長と会員が座談会を開きました。この企画展では、クラブから寄贈した旗袍3点も展示されました。チャイナドレス、婚礼衣装の褂、古い家族写真を通じて、横浜華僑の生活や文化の変化を語り合いました。
2020年新春号では、2012年12月に横濱媽祖廟で行われた中華式の婚礼を紹介。上下に分かれた褂や喜帳、祝儀を彩る獅子舞など、家族が受け継いできた文化を記録しています。衣装や写真、当事者の語りを残すことは、次の世代への大切な橋渡しです。
2020年1月25日の春節新年會には61名が参加し、書道のライブパフォーマンス、演芸、生演奏を楽しみました。2019年大晦日には團拜と獅子舞奉納を行い、年越し蕎麦を囲む團圓で会員と團員が一年を労いました。
粤報2020年新春号に掲載された当時の活動・文化の記録です。
2019年 / 地域交流と文化の継承
5月30日、2019年の春節行事での獅子舞演舞と伝統継承・技術への評価を受け、横浜中華街発展会協同組合から感謝状をいただきました。7月26日には関帝誕パレードに参加しました。
11月3日のきたもん祭では、書道家・玲泉氏と廣東獅子團が初めて共演しました。書道のライブパフォーマンスと迫力ある獅子舞を組み合わせ、来街者とともに祭りを盛り上げました。
10月24日、会員と日帰りバス旅行で川越を訪れました。歴史ある街並みの散策、鰻の食事、買い物を楽しみ、バスの車内でも会話を交わして交流を深めました。
2019年秋号では、華僑の伝統文化を後世に伝えるため、古い写真や記録、中国服、暮らしの思い出の提供を会員に呼びかけました。冬号の座談会では、家族が大切に保存してきた衣装や写真を通じて、その背景にある人生と、横浜・神戸などを結ぶ人々のつながりを語り合っています。
2019年秋号・冬号に掲載された当時の活動記録です。
2018年 / 会員の記憶と伝統文化
2018年秋号では、梁 潔得・雅子夫妻に話を伺い、父・梁兆華氏の思い出や、中華街での暮らし、家族や地域の助け合いを紹介しました。1960年頃の食卓や旧會館前の写真などは、街と会員の歴史を伝える貴重な記録です。
會館に寄贈された中国服12点について、所蔵者の意向と専門家の助言を踏まえ、横浜ユーラシア文化館と神戸華僑歴史博物館への寄贈を進めた経緯を紹介しています。一部は横浜ユーラシア文化館の15周年機関誌でも取り上げられました。
5月26・27日、廣東獅子團が第1回全日本中国獅子舞大会に参加しました。5月31日には、春節行事での演舞や伝統文化の継承への貢献について感謝状を受領。8月5日の関帝誕パレードにも参加しました。
粤報2018年秋号に掲載された当時の記録です。
2017年の活動
1月21日、廣東獅子團が横浜市立東小学校の多文化交流集会に参加しました。太鼓と獅子舞を通じて、子どもたちに伝統文化に触れる機会を届けました。
9月21日、澤乃井の酒蔵見学・きき酒、豆腐懐石の昼食、日原鍾乳洞の散策を楽しみました。バスの車内でも会話が弾み、世代を越えて親睦を深めました。
粤報では麥 燦培氏・陳 廣祥氏のインタビューを掲載。戦後の中華街の暮らし、学校や青年会、獅子舞について語られた記憶と、所蔵写真を伝えました。
第13期は「継往開来」をテーマに、伝統を受け継ぎながら会の発展を目指しました。11月のきたもん祭では、太極拳・カンフー・獅子舞が共演しました。
2015・2016年の活動
2016年10月1日から10日まで、廣東會館で「古往今來」を掲げる第二回 横濱華僑写真展を開催しました。会員や関係者から寄せられた写真を通じて、中華街の歴史と暮らしを紹介し、来場者数は1,200人を超えました。
写真に写る親戚や知人を探す来場者の姿も見られ、個人や家族の思い出を地域の記録として共有する場となりました。

2015年には廣東語教室が再開。太極拳やダンスの教室とともに、ことばや身体を通じて文化を学び、楽しむ場を支えました。獅子團は開港記念行事や関帝誕、地域の祭りに参加しました。
清明節に先祖を偲んだ後の花見會、三溪園でのホタル観賞、花火鑑賞會などを開催。2016年秋には千葉方面へ親睦旅行に出かけ、マザー牧場や濃溝の滝を巡りました。
2015年2月19日、萬珍樓で春節新年會を開催しました。獅子舞や音楽、演芸、会員同士の会話を楽しみ、世代を越えて新しい年を祝いました。

2021・2022年の活動
2021年・2022年は感染リスクを考慮して春節新年會を中止しました。2021年には備蓄マスクを会員1人につき5枚配布し、2022年には新年會の中止に伴い「季節のフルーツ」を会員へ届けました。
清明節と震災供養祭は、参加する理事の人数を絞って実施しました。2021年大晦日には、陳 祐國直前會長と理事5名が會館・關帝廟・媽祖廟で團拜を行いました。
5月28日のハマフェスY163中華街パレード、8月11日のZebra Jazz、11月3日の第14回きたもん祭に出演し、地域の皆さまに獅子舞を披露しました。
會館では、アイリッシュダンス教室の定期利用も続き、文化を楽しむ場を支えました。
2023年・第16期事業計画案
第16期の計画案では、夏から秋にかけての創立70周年記念会員交流イベントと、法人化に向けた検討・準備を掲げました。粤報やホームページ、SNSを通じた情報発信を充実させ、次世代会員の入会と育成を継続する方針です。
會館の多目的スペース・会議室の運営と維持管理、伝統行事、太極拳・アイリッシュダンスへの協力、廣東獅子團の團員募集・地域交流・奉仕活動を計画しました。
2025 / FELLOWSHIP
2025年1月29日、新年會にて、長寿を祝してお花を贈呈しました。

2024–2026 / COMMUNITY
2024年8月8日に法人化の登記を完了し、11月1日から一般社団法人廣東會館倶樂部として新たな事業を開始しました。先人が築いた会の歴史を受け継ぎ、交流と伝統文化の継承を進めています。
廣東獅子團が春節の祝舞遊行ナイトパレードに参加。LEDで光る獅子とともに演舞し、夜の中華街を彩りました。
廣東獅子團が関帝誕パレードに参加し、關帝廟と媽祖廟への三礼、沿道での演舞を行いました。暑い季節の神事を團員が力を合わせて支えました。
横浜ヤングボウルで第1回ボウリング懇親会を開催し、17名が参加しました。小学生からシニアまで一緒にプレーを楽しみ、その後は中華料理「龍鳳」で食事を囲み、世代を越えて親睦を深めました。

ハイアットリージェンシー横浜2階「ハーバーキッチン」で春節新年会を開催しました。長寿を祝う花束贈呈、抽選会、ヴァイオリンとアコーディオンの演奏、じゃんけん大会などを楽しみ、参加者全員で記念撮影を行いました。

山下公園内の「THE WHARF HOUSE YAMASHITA KOEN」でサマー納涼会を開催しました。海と夜景を眺めながら食事を楽しみ、子どもから大人まで会員同士の交流を深めました。

03 / LEADERSHIP
粤報2026年8月5日号掲載の役員名・役職に基づき掲載しています。
COMMUNITY SUPPORT
同郷と地域を支える
熊本地震への支援として、日本赤十字社へ50万円を寄付しました。
阪神・淡路大震災への義援金に対し、1995年3月1日に兵庫県廣東同郷會から感謝状と記念の盾を受領しました。
善隣門の修繕事業に寄付しました。同年11月29日の修繕完成のお披露目とテープカットでは、祝賀の雙獅子が舞いました。
横浜中華學院の新校舎建設事業に500万円、中華義荘の休憩所建設事業に10万円を寄付しました。地域の教育と華僑社会の拠点づくりを支えています。
SCHOLARSHIP
当倶樂部は、華僑子弟の学びを支えるため、2004年12月27日にメンターシップ制を取り入れた奨学基金を創設しました。2006年4月には、奨学生2名への支給を開始しました。
以下では、2012年4月30日時点の当倶樂部の奨学金制度をご紹介します。現在の募集状況、応募条件、支給額・期間・締切については、事務局へお問い合わせください。
高校3年生のうち、当倶樂部の会員の子弟で理事の推薦を受けられる方、または学校長の推薦を受けられる方を対象としています。予算の範囲内で選考し、採否を決定します。他の奨学金との併給も認めています。進学先は国公立の学校が望ましいと考えています。
募集人員は若干名、支給期間は原則4年間です。2012年当時の支給額は、国内での修学は月額40,000円、国外での修学は月額50,000円です。
2012年当時は、毎年9月末までに所定の願書をご提出いただき、申込後3か月で採否を決定していました。提出書類に基づいて選考します。書類に不備がある場合は、選考対象としないことがあります。
奨学生の皆さまには、半年ごとの書面による近況報告、年1回の理事会への参加(留学生は帰国時)、奨学金受領時の受領書コピーの提出、毎年学期末後1か月以内の成績書の提出をお願いしています。氏名・住所・電話などの重要事項、学籍、他の奨学金の受給状況に変更があった場合は、速やかにお届けください。奨学生の皆さまには、会費を免除する特別会員として当倶樂部にご加入いただきます。
所定の義務を守っていただけない場合は、支給を停止します。応募資格を満たさなくなった場合、不正に受給した場合、留年・休学・退学の場合は、支給を取り消すことがあります。
04 / RENTAL SPACE
KANTON KAIKAN CLUBでは、ホール・スタジオ・会議室を貸し出しています。会議や研修、教室、ダンス、撮影など、目的に合わせてお部屋をお選びください。インスタベースから空き状況の確認・ご予約ができます。
天井高約5mの開放的なホール。壁面の鏡を備え、太極拳やダンスの教室、セミナー、ワークショップにもご利用いただけます。
鏡を備えたスタジオです。ダンスや各種教室、練習など、幅広い用途にご利用いただけます。
オーバルテーブルを備えた会議室。会議や打ち合わせなど、テーブルを囲んで話し合う場にご利用いただけます。
料金・空き状況・設備の詳細・利用条件は、各部屋のインスタベース掲載ページでご確認ください。準備と片付けを含めた時間でご予約をお願いいたします。
神奈川県横浜市中区山下町118-2
JR根岸線「石川町駅」徒歩5分/みなとみらい線「元町・中華街駅」徒歩10分
06 / CONTACT
クラブへのご意見・ご希望は、事務局までご連絡ください。
KANTON KAIKAN CLUB 事務局
〒231-0023 横浜市中区山下町118-2
TEL:045-681-9997
FAX:045-228-9929
KANTON KAIKAN CLUB
一人ひとりとの出会いを大切に。
ページの先頭へ